「二人でボドゲを初めてやってみたいけど種類が沢山あって迷ってしまう」
せっかく遊ぶのですから誰でも楽しめて、長く遊べるものを選びたい。
相手が興味を持ってくれなかったらどうしようと心配もあるかと思います。
そこで私が実際プレイしてきた中でボドゲ初心者の人に評判がよく、二人プレイも自信を持ってオススメできるものをチョイスしてみました!
ご参考頂けますと幸いです。
この記事はこんな方にオススメ!
- 2人で遊べるゲームを探している。
- 相手が全くボードゲームに触れたことがない人でも楽しめるものを探している。
- 一緒にプレイする人にボドゲの面白さを感じてもらいたい。
ボードゲームの選び方
初心者と一緒に遊ぶゲームを選ぶ際には”ボードゲームの面白さを知ってもらう事”を重視します。
特に以下の点は重要かなと思います。
- ルールがシンプル
- ゲームの説明がしやすい
- 自分の手番でやる事が複雑ではないこと
- プレイ時間が短め(1時間以内が目安)
- 直接的な他者への攻撃要素が少ない
- 盛り上がり所が理解しやすいもの
上記を考慮して2人はもちろん、なるべく3人以上でも遊べるものをチョイスしています。
ito
価値観の違いを楽しむ定番協力系カードゲーム
「数字を口にしたらアウト!」という制限の中でテーマに沿って表現し合い、危機からの脱出を目指します。伝わりそうで伝わらないのがもどかしくも楽しい、価値観のズレに大笑いするパーティーゲームです。
引用元:アークライトゲームスHP (https://arclightgames.jp/product/ito/)
難易度:★☆☆☆☆
プレイ時間:15分
プレイ人数:2人〜10人
勝敗を決めるタイプではなく、皆で協力しあってクリアを目指すタイプのゲーム。
プレイヤー同士が数字順にカードを出していける様にお題に合わせ自分の数字を例えます。
例えば「動物の大きさ」というお題の場合、100に近い数字ほど大きい動物で表現。
数字をとばすことなく全員がカードを出しきったらゲームクリア。
ルールがとても簡単で万人におすすめできる。
「人気な飲食店」「なりたいキャラクター」等身近なお題が多く、大喜利的なノリが苦手な人でも参加しやすいと思います。
2人でもじゅうぶん楽しめますが、人数を増やしてワイワイ遊べる点が推せる。
長く一緒にいる家族や夫婦でも考え方の違いにふと気づかされる瞬間があり、可笑しい事間違いなし。
ボドゲが初めてな人を引きずりこむ入門用のゲームとして携帯性も含め優秀。
私自身も初心者の人と初めて遊ぶ時はよくitoを持ち出すことが多いです。
HANABI
達成感半端ない。名作心理型協力ゲーム。
同じ色の花火カードを数字の昇順(1⇒2⇒3⇒4⇒5)に並べて、見事な花火を打ち上げなければなりません。 プレイヤーは自分の手札の表面を見ることができないため、自分の手札の情報はすべて仲間から教えてもらいます。お互いに助け合って花火大会を成功させてください。
引用元:ホビージャパンHP (https://hobbyjapan.co.jp/hanabi/)
難易度:★★☆☆☆
プレイ時間:30分〜1時間
プレイ人数:2人〜5人
こちらも全員で協力して目標を達成するゲーム。
カードの裏表を逆にして持つということ自体がまず新鮮。
自分の手札が見れない中、最低限のヒントを皆で出し合って、決められたルール通りにカードを出していきます。
他のプレイヤーからもらうヒントが重要になってくるのですがヒント1回分で伝えられる事は手札の「色」か「数字」のどちらかのみ。
この制限が悩ましく、ゲームをより面白くしている。
当然、ヒントの回数も決まっている。回数を増やすためにはカードを捨てるしかないが、カードも1枚しかないものもあったりするためそう簡単にポイポイ捨てる訳にもいかない。
プレイ中はどの様にヒントをだせばいいのか常に悩ましいし、ノーヒントの中で決断を迫られるタイミングが必ず来る。
自分のヒントの意図が相手に伝わった時の一体感はなんとも言い難い。
プレイすると分かるのですがまるでサッカーのパスを回しあっている様な感覚。
こちらも2人だけでなく最大5人まで対応できる点goodです。
もちろん、2人で遊んでもプレイ感を損なわない。
“通常版”の入れ物の缶詰もかわいいし、こちらも携帯するのにとても便利。
“スターマイン版”にはカード立てがついているのでそちらもおすすめします。
itoがワイワイ遊ぶパーティーゲームであればこっちのHANABIはじっくり遊ぶ思考ゲームというイメージですね。
パッチワーク
コンセプトの良さ、シンプルさを兼ね揃えた対戦型パズルゲーム。
手軽で駆け引きも面白い、見た目も鮮やかな2人用ゲーム
引用元:ホビージャパンHP (https://hobbyjapan.co.jp/patchwork/)
難易度:★☆☆☆☆
プレイ時間:30分〜1時間
プレイ人数:2人
こちらは上記の2つとは異なり2人専用の対戦型ゲームになります。
手芸をテーマとしたカラフルなコンポーネントが可愛く、見た目から世界観に入り込めます。
私はお金が洋服のボタンなのがお気に入り。
ルールはいたってシンプルで9×9マスの自分のボードに隙間の無いようにテトリスみたいなタイルを埋めていくだけ。
埋められなかったマスがゲーム終了時にマイナス点となりますので、いかに限られた手番の中で効率よくマスを埋めていくかを終始考えていく事になります。
手番でできる事も「タイルを購入して自分のボードに配置する」か「時間を進めて(駒を進めて)収入を得る」の2択。
かわいい見た目とは裏腹に収入やコストのマネジメントや読み合い要素も有りじっくりと考えこむゲームであることに驚く。
ゲーム終了後の自分のボードに並べられたパッチワークを見ると勝敗がどうであれ満足度が高い。
全部プレイヤー情報が開示されているゲームなので初心者に教えながらプレイすることも可能。
その点からもボドゲ初心者とのプレイにも向いていると思っております。
初期配置に時間がかかるのとタイルを置く場所を取るのが難点だが、今回紹介した3つの中では一番ボドゲをやっていると実感できる一品。
さいごに
いかがだったでしょうか。
二人プレイで初めて遊ぶのにオススメなゲームを選択してみました。
バトルラインやカルカソンヌ等、二人でも楽しめるゲームは他にも沢山ありますが、
まずは手軽に遊べるゲームから入っていくのが良いと思います。
初心者相手の場合はインスト(ゲームの説明)が大事だと思いますので時間があれば一人で軽く流れのイメージを掴んでから引っ張り出す事を推奨します。
今回のゲームにもしハマったらカタン等の中量級のものにチャレンジしていくのもいいかもしれません。
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